エネルジカ エッセエッセ9・プラスRSの魅力とは?

電動バイクの新たな選択肢

エネルジカとは?

イタリア発の高性能電動バイクブランド「エネルジカ(ENERGICA)」。電動スポーツバイクの先駆者として注目され、スーパースポーツ、ネイキッド、アドベンチャー、クラシックレトロと幅広いモデルを展開している。その中でも「エッセエッセ9・プラスRS」は、クラシックなスタイルを持ちながらも最新の電動技術を採用したモデル。日常の街乗りからツーリングまで、多彩なシーンで活躍する一台だ。

エッセエッセ9・プラスRSの特徴

クラシックとモダンの融合

エッセエッセ9・プラスRSは、レトロなデザインと最新のEV技術が融合した電動バイク。丸目のヘッドライトやシンプルなボディラインは、クラシックな雰囲気を醸し出す。一方で、モーターやバッテリー技術は最先端。従来のガソリンバイクとは一線を画すパフォーマンスを持つ。

パワフルな電動モーター

最高出力80kW(109hp)、最大トルク200Nmを発揮。RSバージョンでは加速性能が向上し、0-100km/hの加速は2.85秒。アクセルをひねるだけで力強い加速を味わえる。ギアチェンジが不要なシームレスな走りも魅力。

長距離ツーリングも可能な航続距離

1回の充電で最大420km(市街地)の走行が可能。多くの電動バイクが航続距離100km前後なのに対し、エッセエッセ9・プラスRSは圧倒的な距離を誇る。高速道路を走行しても約300kmの走行が可能とされ、ツーリングにも対応できる実力を持つ。

急速充電対応

急速充電なら約30~40分で80%まで充電可能。旅先でも短時間の休憩で充電できるため、長距離走行でも安心。自宅充電(普通充電)にも対応し、約7~8時間で満充電にできる。

人気の理由

乗りやすさと快適性

シート高は790mmで、多くのライダーにとって扱いやすい高さ。車両重量は約260kgと決して軽くはないが、低重心設計により安定感があり、スムーズな取り回しが可能。街乗りでもストレスなく運転できる。

大型二輪免許が必要な理由

エッセエッセ9・プラスRSは「軽二輪(250ccクラス)」の登録だが、乗るには大型二輪免許(AT限定以上)が必要。これは定格出力が20kWを超えるため。日本の免許区分では、20kWを超える電動バイクは大型二輪に分類される。そのため、普通二輪免許では運転できない点に注意。

カスタマイズ可能な受注生産

エネルジカのバイクは受注生産方式を採用。サスペンション、ホイール、各種パーツを好みに合わせて選択できるため、自分だけの一台を作れる。ただし、納車までに約半年の期間がかかる点は考慮が必要。

スペック詳細

スペックエッセエッセ9・プラスRS
最高出力80kW(109hp)
最大トルク200Nm
最高速度200km/h
航続距離(市街地)420km
0-100km/h加速3.05秒(RS:2.85秒)
シート高790mm
車両重量約260kg
充電時間(急速)約30~40分(80%充電)
充電時間(普通)約7~8時間
価格495万円~(RS:519万円~)

エッセエッセ9・プラスRSはどんな人におすすめ?

  • クラシックなデザインが好きな人
    レトロなデザインと最先端のEV技術を兼ね備えたエッセエッセ9・プラスRSは、ヴィンテージスタイルが好きなライダーにぴったり。
  • 電動バイクで長距離を走りたい人
    一充電で400km以上の走行が可能。都市部の移動はもちろん、ツーリングにも対応できる性能を持つ。
  • ガソリン車からEVに乗り換えたい人
    高い走行性能と環境性能を両立。従来のガソリンバイクと遜色ないパワーを持ちつつ、静かでスムーズな走りを実現。

価格とコストパフォーマンス

エッセエッセ9・プラスRSの価格は495万円~(RSモデルは519万円~)。一般的な大型バイクと比べると高価だが、電動バイクならではのメンテナンスの少なさや燃料代不要という点を考えれば、長期的にはコストメリットもある。

また、ガソリンを使わないため環境に優しく、自治体によってはEVバイク購入時の補助金が適用される可能性もある。

まとめ

エネルジカのエッセエッセ9・プラスRSは、クラシックなデザインと最新のEV技術を融合させた電動バイク。パワフルな加速性能と長い航続距離を誇り、街乗りからツーリングまで幅広く対応する。

一方で、価格や納車までの期間、免許区分など考慮すべき点もある。しかし、唯一無二の個性を持つ電動バイクとして、こだわりの一台を求めるライダーにとっては魅力的な選択肢となるだろう。