IoTテクノロジーを活用した盗難グッズが登場
バイクの盗難事件はなかなかなくならず、令和4年の1年間に警察で認知しているバイク盗難件数は8,000件に達している。
1日当たり22台ものバイクが、日本各地で盗難に遭っている計算になります。
最近では単独ではなく組織化された犯罪が増加しており、手口も巧妙化した結果、検挙率は18.4%とかなり低下している。
バイク盗難の被害に遭いたくなければ、自分で守ることが大事になってくるのだ。
バイク盗難防止グッズはいろいろと出てきていて、最近ではIoT技術を生かしたものも出てきている。
Iotテクノロジーを使った盗難対策とは、主にバイクに搭載している端末とスマホをつなげるアプローチを指す。
もしバイクに何か異常が発生すれば、スマホにその情報がすぐに届くようになっているのだ。
バイク盗難から比較的早期に状況を把握できるので、スピーディに初期対応できるわけである。
各種ロックやイモビライザーのような従来の盗難防止アイテムの場合、何らかの方法でバイクを移動させられてしまうと、普段バイクの置いてある場所まで行かないと被害を認識できない。
しかしIoTテクノロジーであれば、スマホに通知されるのでバイク置き場から遠い場所にいてもほぼリアルタイムで把握できる。
盗難直後に対応できるので、盗まれてしまったバイクが見つかる確率もアップするのだ。
POLARISS.NETについて紹介
バイク盗難防止の有効なアイテムとして、IoTテクノロジーを駆使したものがおすすめだ。
その中でも注目を集めているのが「POLARISS.NET」で、「ポラリス」と読むこのサービスはOWL-TYというところが作ったアイテムだ。
POLARISS.NETの特徴として、自分の愛車がどこにあるのかGPSを使って観測できる点が挙げられる。
その位置情報は大手携帯キャリアの回線を使って、持ち主に知らせる機能がついているのだ。
しかもその位置情報はLINEで確認できるので、手軽にチェックできるのが魅力だろう。
IoTによってスマホとバイクを紐づけられるサービスはいろいろと出てきているが、その多くが専用のアプリを起動させて操作する必要がある。
多くアプリをインストールしていると、アプリを見つけるだけでも手間取ってしまってストレスに感じる人も中にはいるだろう。
POLARISS.NETの場合いつも使っているLINEで操作できるため、すぐに起動できる点からも利用するときにストレスを感じずに済むわけだ。
POLARISS.NETと従来のロックなどの盗難防止グッズを組み合わせれば、盗難の被害にあうリスクもさらに減少できるだろう。
特定のグッズに頼りきりになるのではなく、複数のアイテムを組み合わせることで盗難されにくい体制を作ることが重要だ。